発信情報
摂食機能療法シンポジウムが開催されました
「歯科医師が行う摂食機能療法の実際」10月23日 大学大講堂 発信部 学術委員会 詳細内容本大学歯学部同窓会生涯研修2016 シンポジウムが開催され盛況のうちに閉幕されました。
【テーマ】歯科医師が行う摂食機能療法の実際
【講師】植田耕一郎先生(日本大学歯学部摂食機能療法学講座教授) 総括・座長
阿部仁子先生(日本大学歯学部摂食機能療法学講座助教)
寺本浩平先生(東京都開業 学48回)
岩崎貢士先生(埼玉県開業 学43回)
大変 熱い講演会でした。
シンポジストの動画を見ながら涙を浮かべる受講生の姿が大変印象的でした。
末尾にシンポジウムでお答えいただいたアンケートの一部を掲載いたしました。
左上:第一演者 阿部仁子先生 右上:第二演者 寺本浩平先生
左上:第三演者 岩崎貢士先生
左上:北村同窓会副会長 右上:会場の様子
アンケート結果
摂食嚥下シンポジウム アンケート
今回のコース内容はいかがでしたか
・歯科の中で“看取る”という考えが今までなかったが、今回の話を聞いて“摂食嚥下”という科の深さを少し知りました。“口腔内に直接タッチ”というのは歯科医、衛生士の専門であるのだから、それを追い求めている姿にとても感銘を受けました。これからの道を決めていくのにとても大きな影響を与える内容だったと思います。(半年)
・専門学校を卒業したばかりで全く知識のない私ですが、少しでも知識を増やしたく思い今日は参加させて頂きました。今日の講演はどれもこれから臨床に役立つお話ばかりでした。患者さんをただ治してあげて楽にしてあげることが歯科衛生士ではなくて、患者さんに寄り添う事のできる歯科衛生士になれるように、日々診療していきたいです。今日はありがとうございました。(半年)
・大学での植田先生の講義はとても興味をもって聞ける内容でしたが、今回初めて摂食機能療法講座の設立の経緯を知り、改めて素晴らしい先生であり、素敵な講座だなと思いました。こんなにも患者さんに寄り添える分野はありません。今日は先生方の症例を漠然と見ていて、ただただ感動や驚きを感じており、正直なところ明日から何ができるわけではありませんが、歯科医師という職業に対して誇りを持ち、一日一日を頑張っていこうと思いました。ありがとうございました。(1)
・臨床経験の浅い私たちにとって、たくさんの経験、体験の話を聞くことができ、大変勉強になりました。国家試験の勉強では得られない事を学んでよかったです。(1)
・往診・高齢者歯科に興味がある自分としては症例などを用いていただいた内容に非常に満足したと同時に、大変勉強になり、自分が臨床に立った時に、明日からでも使える知識ばかりで、非常に有意義なものとなりました。(1)
・非常に勉強になりました。様々な患者さんの笑顔を見ることができ、自分も患者さんを笑顔にする歯科医師を目指して日々精進します。ありがとうございました。(1)
・「誤嚥」「窒息」そういうのを予防する、それも大事ですが、まずその患者さんに寄り添い、生活の質を上げるお手伝いをする。教科書に書いていない医療をする。そんな歯科医師になりたいと思えるシンポジウムでした。(2)
・とても勉強になりました。完結じゃなくて維持をめざす、私も心がけたいです。(3)
・普段行っている老人ホーム等で摂食嚥下療法を実践していくために、さらに勉強していきたいと思うきっかけになりました。看取りの方に積極的に関わっていくのが少し不安でした。今回聞いといて自分にできることから始めていこうと思いました。(3)
・日々、訪問診療、施設での診療に携われる歯科医院として、リハビリとは関わりの医学、諦めずに関わり続けていくことも治療だということはとても腑に落ちるお話でした。医科と歯科の受診率の年齢による差やライフステージに即すといった話は大変勉強になりました。(3)
・普段の診療を行う上でも大切なことを再認識できた。訪問診療はただ診療を外で行うことだと思っていたが、今回のセミナーで意識が変わりました。(4)
・普段あまり学ばない分野のため大変勉強になった。はじめる際のとっかかり(道具や訪問先等)についてなども知りたくなった。(5)
・摂食機能療法の実際の症例が拝見できてイメージが分かり良かったです。」(6)
・とても興味深い内容でした。ありがとうございました。(12)
・寄り添う→「関わりの医学」この言葉にとても共感しました。リハビリに対してはもちろんですが、日々の診療に「当たり前」と改めて実感しました。先生方のお話とても面白く引き込まれるように拝聴しました。今後の診療に改めて勉強し直して、実技につなげていきたいと思います。(15)
・参加して良かったと思っています。一般診療だけを行ってきた自分にとっては、摂食機能療法と聞くととても高いハードルでした。患者さんの高齢化や身近な親の介護を考えると少しずつ学び、取り組んでいけたらと思っています。自分が介している所とは違う環境での歯科医院の活躍・貢献度になんだか感動いたしました。ありがとうございます。(16)
・とても有意義でした。嚥下往診はじめてまだ一年未満ですが、何もできないかも知れないと思う事もありましたが、聞く事、寄り添う事が大事だという事が分かりました。特に寺元先生のお話が良かったです。(18)
・他大出身ですが、大変分かりやすく、アットホームな雰囲気で楽しいコースでした。人材と層の厚さを感じました。(28)
・改めて勉強になったと共に、同じ思い、同じ様な体験をしておられる先生方のお話を聞いて、とても心強く思いました。(28)
・4人の重なり(内容の)が少なく良かった。質問用紙は良かった。保険関連があって非常に参考になった(40)
・症例も見せていただき、大変参考になりました。現場での苦労話も伺えて良かった。(40)
・我々の時には、授業もなく、教育もなく現在を向かえ、とりつきにくい分野である。しかし、植田教授をはじめ、教室の始まり、他の先生のお話を聞いて少しずつ解かりました。超高齢時代を迎え、我々が求められる分野と思います。これからこのような取り組みをして歯科界に広め、人々のお役に立たなくてはならないと思います。(39)
・地域の開業歯科医の今後求められる役割が良くわかった。(卒業36)
・口腔ケアと食支援の重要性が理解出来ました。(52)
発信日 2016年11月03日 (木) 更新日 2016年11月03日 (木)