ご挨拶(2023年)
日本大学歯学部同窓会
あけましておめでとうございます。
本年が希望に満ちた幸多き年になりますよう、心からお祈り申し上げます。
昨年も少しは緩和されたとはいえ新型コロナウイルス感染症で終始した1年間でした。
ワクチン接種も4回目、5回目が実施されましたが、まだまだ予断を許せぬ状況です。また経口薬の認可もおり、今年は新型コロナウイルスの脅威を感じられない年になって欲しいところです。この新型コロナウイルス感染症の中でも冬季オリンピック・パラリンピックが中国で開催されました。つい先日サッカーワールドカップもカタールで開催され、日本は優勝候補のドイツ、スペインに勝ち、決勝トーナメントに進出しました。結果的にはベスト8にはなれませんでした。その他のイベントも多数開催されるようになってきました。
世界情勢においてはロシアがウクライナに軍事侵攻を行い、戦争は今なお続いております。世界平和を望むところです。
このことからウクライナの農作物の輸出が滞り、ロシアの経済制裁、また、円安等で物価の値上げ、パラの高騰などで家計にも歯科界にも大打撃です。
同窓会は年間を通し常任理事会、役員会、委員会を開催しますが、昨年の開催は対面で開催することができました。第18回評議員会は対面と紙面とのハイブリッド方式で開催しました。しかしながら、令和4年総会は会場の感染対策もあり、評議員会をもって紙面での開催とさせていただきました。令和4年度の事業計画、会費の件など全ての議案につきまして賛成をいただきました。
一昨年からから始めた感染予防のため歯学部、歯科技工専門学校、歯科衛生専門学校の学生に寄贈したフェイスガードが破損した場合の交換事業もさせていただいており、今年も続ける所存です。
日頃から同窓生が日本歯科医師会をはじめ各都道府県歯科医師会、郡市区歯科医師会でご活躍され、また地域医療に対しても多大なるご貢献をしていることは同窓生、歯学部、歯学部学生に誇りと勇気を与えております。これもひとえに皆様のご努力とご協力の賜であります。今後も「和の精神」を尊重し、同窓会を居心地のよい組織にしたい所存ですので、一層のご協力とご鞭撻をお願いいたしたく存じます。
結びに会員各位のご健勝とご活躍をご祈念申し上げ、年頭の挨拶といたします。